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ニース・サレヤ広場の蚤の市 / Cours Saleya

世界中のコレクターが集まるホットスポット

ニース旧市街のサレヤ広場で開催されるフリーマーケット。古い物やブロカントの雰囲気が好きな人には見逃せない場所です。

かつて社交界の中心地だった長さ300m弱のサレヤ通りは、コート・ダジュール地方で最も有名な場所のひとつです。特にフラワーマーケットが有名ですが、その他にも果物や野菜、地元の工芸品、グルメな特産品などを販売する露店が並んでいます。

 

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その色彩、味わい、香りから、「フランスの最も美しい市場100選」に選ばれています。

 

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火曜日から日曜日にかけては、花、植物、果物、野菜、地元の工芸品などがサレヤ通りの朝を彩りますが、月曜日は掘り出し物が目白押しです。

 

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毎週月曜日の午前7時から午後6時まで開催される中古市場は、180軒近いアンティークや中古品の販売店が出店。家族連れ、学生、カップル、愛好家たちがお宝を求めて路地を散策しています。

絵画、鍋、食器、ヴィンテージジュエリー、衣装、ポスターなどのコレクターズアイテム、手刺繍のリネン、家具、アンティークの真鍮製品など、品揃えは豊富です。

さらに珍しいところでは、ドアの取っ手やボタン、カラフェ、デスクランプなどを専門に扱う中古品販売店もあります。

 

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値段はピンキリで、ルイ・ヴィトン、シャネル、ランセルなどの高級古着が数十ユーロで売られていることもあります。しかし、革張りのソファ、大理石のテーブル、ル・コルビュジエのアームチェアなどのサイン入りの当時の家具を持ち帰りたい場合は、1つ数百ユーロの予算が必要です。

 

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目を肥やせば、美術通でなくても、10ユーロで地中海のバカンスのお土産を手に入れることができます。

売り子さんたちは本当に感じがよく、道案内などもしてくれます。

ちょっと一息つきたい時は、エスプレッソやキンキンに冷えたロゼをお召し上がりください。サレヤ通りには、何世紀もの歴史を持つ建物、魅力的なカフェ、バー、美味しい海の幸が食べられるレストランが通りの両脇に並んでいます。

 

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ピエール・ゴーティエ広場に面したポンシェット階段の上からは、この賑わいを一望することができます。

 

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古文書では、サレヤ通りは「ラ・マリーナ」と呼ばれていました。夏には、毎晩のように美術工芸品のマーケットが開かれ、バカンス客の夜を盛り上げています。

 

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毎月第3土曜日には、ニースのもう一つの有名な場所、ガリバルディ広場でもアンティーク商が集まり、とっておきの小物や雑貨を販売します。

サレヤ広場の蚤の市のYoutube動画

サレヤ通りを訪れる人は、周辺の建物も見ておくとよいでしょう。特に、サレイヤ通りを海から隔てる平屋建ての家並みは、一見の価値があります。

この「ポンシェット」は、かつて造船所でした。現在は、魚屋や小さな食料品店などが軒を連ねています。シックなレストランも進出しています。また、バロック様式の2つの礼拝堂「ミゼリコルド礼拝堂」と「サン・シュエール礼拝堂」も一見の価値があります。

ニースには、美しい場所にあるブロカントやアンティークマーケットがたくさんあり、様々な種類の古い物や小物を見つけることができます。地元の人たちに混じって、フランスのブロカント(蚤の市)の独特の雰囲気を味わってみて下さい。

基本情報

名前 マルシェ・ア・ラ・ブロカント(サレヤ広場の蚤の市)
Marché à la Brocante Saleya à Nice
開催日 毎週月曜日
時間  7 a.m. – 6 p.m.
入場料 無料
取り扱い商品 家具、磁器、銀、金の宝飾品、絵画、ブランドバッグ
住所
Cours Saleya et Place Pierre Gautier, 06300  NICE, France
詳細 公式ホームページ

地図

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