アンティークバイヤーのみさきです。好きな言葉は「百聞は一見に如かず」
ベルギーで最も有名なマーケットの1つ
毎週日曜日の朝に開催されるアントワープの有名なフリーマーケットです。色とりどりの屋台が立ち並び、何世紀にもわたるアントワープの市場の伝統を体験することができます。
アントワープはオランダとの国境に近いので、天気の良い日には、マーケットの来場者数は10万人近くになります。
フォーゲレンマルクトは16世紀にメイル川で生まれたもので、もともとは鶏肉や小型の家畜、狩猟獣を買う市場でした。
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オランダ人は、フォーゲルトイエスマルクト(Vogeltjesmarkt)と呼んでいますが、アントワープ人によると、正式名称はフォーゲルマルクト(Vogelenmarkt)だそうです。アントワープ方言では、vogelenは「鳥」の正しい複数形だからです。
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このマーケットは、毎週日曜日の午前8時から午後1時まで、アントワープの劇場前広場とその周辺で開催されています。観光名所でもあるため、アントワープ市民や観光客で賑わっています。
フォーゲルマルクトでは、おもちゃ、織物、花、アンティーク、家庭用品、食品、小型のペットなど、あらゆる商品が販売されています。
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中古品や「アンティーク」をお探しなら、タバコベストのエリアがおすすめです。
特に注目したいのは、実演して商品を売ろうとする出店者たちです。バードマーケットには、彼らを目当てに多くの観光客がやってきます。
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1951年からはスーパーモップから薄皮むき器、世界一小さくて便利な財布まで、出店の腕前を競う大会も開催されています。優勝者は1年間、バードマーケットの王様を名乗ることができるようで、雄弁さ、ユーモア、スタンドの質、聴衆を魅了する度合いなどが、プロの審査員によって量られます。
3回王様になった人は、フォーゲルトイェスマルクトの皇帝と名乗ることができます。
何世紀もの歴史を持つこの市場の起源は、中世にまでさかのぼります。この市場の起源は16世紀、メイル川で鶏や小動物が取引されていたことにあります。1912年、VogeltjesmarktはOude Vaartplaatsに移転し、市場は衣服、靴、革製品、骨董品、食品など他の品目を含むように拡大しました。
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主にオウムやインコ、ニワトリやウサギを見かけますが、犬や猫などのペットは、もはやマーケットそのものでは売られていません。
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このマーケットには、典型的なポテトチップスやハンバーガーの屋台、ベトナムの生春巻きの屋台も出店しています。5ユーロで美味しい骨付きハムのサンドイッチが食べられますが、これは本当に価値あるものです。
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また、トルコ人やモロッコ人がオリーブやナッツを売っている屋台もいい感じです。特にオリーブが美味しくて、街の雰囲気がよりエキゾチックになります。
日曜日は周辺の道路に無料駐車場があります。また、近隣には有料駐車場もあります。
アントワープのフォーゲルマルクトのYoutube動画
散策してみると楽しいので、アントワープに観光に来たなら、このマーケットを歩いてみる価値はあります。
基本情報
名前 | アントワープのフォーゲルマルクト / Vogelenmarkt in Antwerpen |
開催日 | 毎週日曜日 |
時間 | 8 a.m. – 1 p.m. (夏期は午後2時まで) |
入場料 | 無料 |
取り扱い商品 | 古着、家具、ダイニングテーブル、大型調理器具、アクセサリー、ヘアアクセサリー、ジュエリー、骨董品/工芸品 |
住所 | Oudevaartplaats, 2000 Antwerpen, Belgium |
詳細 | 公式ホームページ |
地図
出店場所は、アウデヴァートプラッツ(Oudevaartplaats)、テアタープリーン(Theaterplein)、アーセナル広場(Arsenaalplein)、グレインマーケット(Granmarkt)、ブルータワー広場、タバコベスト(Tabakvest)です。