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シャトゥーの蚤の市 / Foire de Chatou

フランス最大のアンティークフェア

パリの西側で開催される人気のイベント。50年以上にわたり、最高級のアンティーク・ディーラー、アート・ギャラリー、中古品のプロフェッショナルが歴史に彩られた多彩なブースで一堂に会します。この見本市に来れば、現在のトレンドがすべてわかります。

春と秋の年2回開催され、10日間でフランス全土をはじめ、ベルギー、イギリス、オランダから300の出展者が出店。年間を通じて仲間から集めた品々や、相続の際に市場価格で買い取った品々が並びます。

 

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この日のために作られたたくさんの路地を散策するのもお忘れなく。ヴォルテール大通り、バタクラン通り、シュマン・ヴェール通りなど、パリの中古市場街と同じような名前が付けられています。高級品から10ユーロから30ユーロという手頃な値段の小物まで何でも揃います。

 

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通路を歩けば、1950年代の家具、オートクチュールのファッション・アクセサリー、ジュエリー、ビンテージのおもちゃなどが目に飛び込んできます。

 

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21,000平方メートルの面積を持つフォワール・ド・シャトゥには、愛好家からアマチュアまで、中国人、日本人、イギリス人、アメリカ人、ロシア人、イタリア人、ベルギー人、スペイン人.など、毎年25,000人から30,000人の来場者が訪れます。

 

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雰囲気は気さくでフレンドリー

アンティーク・ディーラーがセッティングした絵画で埋め尽くされたテントと、書籍、家具、食器、銀食器、時計、布地、彫刻で埋め尽くされたテントが、野外美術館のような雰囲気の中で混在しています。どのお店も価格交渉に応じてくれます。

 

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フランス各地から数十軒の農家が集まり、会場内にはたくさんの屋台が出ています。ハム、フォアグラ、ソーセージ、牡蠣、ハチミツなど、この地方の特産品を味わうことができます。

シャトゥー・フェアに足を運ぶ最大の目的は、プロが販売する希少品や魅力的な商品が見つけることです。アンティーク・クオリテ(Antiquité-Qualité)ラベルの認定を受け、バイヤーが必要とするすべての保証と無料鑑定サービスを提供しています。

 

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SNCAOとして知られるフランス国立古美術職業組合が主催するこの見本市は、その品揃えの豊富さだけでなく、客観的な品質基準に対する真摯な姿勢も高く評価されています。

 

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これは、会期中、認定された専門家が会場に常駐し、見本市ブースに展示された品々を鑑定し、要求に応じて鑑定書を発行することで実証されています。

 

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期間中に商品が入れ替わるので、何度か足を運ぶ価値があります。入場はメインエントランスのみで、出口はフェアの後方にあります。

以前は “鉄くずとハムの見本市 “として知られていた「フォワール・ド・シャトゥ」の起源は中世に遡り、フィリップ・オーギュスト王(1165-1223)が毎年四旬節前にパリの中心部で塩漬けの市を開催することを許可したことに始まります。1840年に「蚤の市とハムの市」となりました。

 

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それ以来、見本市はパリで開催されていましたが、1970年にシャトゥに移転し、2014年に正式に「フォワール・ド・シャトゥ」となりました。今でも食べ物(豚肉やハム)、牡蠣、ワインが楽しめますが、主な目的はアンティークです。

出展者と連絡を取ると、フォワール・ド・シャトゥへの無料招待状をもらうこともできます。招待券の数が決まっているかもしれませんが、出展者リストをご覧になり、興味のあるアンティークの出展者に連絡をしてみて下さい。

フォワール・ド・シャトゥのYoutube動画

1970年、ルノワールが名画『カノティエの昼食』を描いたパリ郊外のシャトゥーにある印象派の島で開催されます。島の名前は、19世紀後半に革新的な印象派の画家たちがよく訪れていたことに由来しています。

基本情報

名前 フォワール・ド・シャトゥ / Foire de Chatou
開催日 3月と9月(年に2回)
時間 10 a.m. – 7 p.m.
入場料 € 10(15歳未満は無料)
取り扱い商品 昔ながらの家具、オブジェ、絵画、古い食器、小物、コレクターのおもちゃ
住所 Ile des Impressionnistes, Pont de Chatou, 78400 Chatou, France
詳細 公式ホームページ

地図

パリからわずか15分。シャルル・ド・ゴール・エトワール駅(Charles de gaulle-etoile)からRER A線サン・ジェルマン・アン・レイ(Saint-Germain-en-Laye)方面へ4駅。リュエイユ・マルメゾン(Rueil-Malmaison)駅で下車。駅から無料シャトルバスが出ています。

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