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ニューヨーク観光は外に出よう! おすすめアウトドアスポット20選

マンハッタンだけじゃない! ニューヨークで楽しむアウトドアスポット20選

緑と空気が気持ちいい! ニューヨークのおすすめ屋外アクティビティ

コンクリートジャングルと呼ばれるニューヨーク。超高層ビルが立ち並ぶその街並みからは、自然とは縁遠い都市というイメージを持たれがちです。しかし実際には、この大都会には驚くほど多くの緑地や水辺空間が存在し、四季を通じて様々なアウトドアアクティビティを楽しむことができます。

マンハッタンの中心に広がる広大なセントラルパークは、まさに都会のオアシス。約341ヘクタールもの敷地内には、のどかな芝生広場、静かな湖、美しい庭園が広がり、NYの喧騒を忘れさせてくれます。

また、かつての高架鉄道を緑豊かな遊歩道に生まれ変わらせたハイラインは、都市再生の象徴として世界中から注目を集めています。

水辺に目を向ければ、ハドソン川やイースト川沿いには整備された遊歩道が続き、ジョギングやサイクリング、カヤックなどの水上アクティビティも楽しめます。特に自由の女神像へのフェリー乗船は、マンハッタンの壮大なスカイラインを海から眺められる特別な体験となるでしょう。

各区には特色ある公園や緑地が点在し、ブルックリンのプロスペクト・パークやブロンクスの広大な植物園など、地元の人々の憩いの場として親しまれています。さらに、歴史的建造物や文化施設の多くも、屋外スペースを活用したユニークなアクティビティを提供しています。

この記事では、ニューヨークならではの20のアウトドアアクティビティをご紹介します。週末の気分転換から観光の目玉まで、あなたのニーズに合わせた楽しみ方が見つかるはずです。都会の喧騒を離れ、自然と触れ合いながらニューヨークの新たな魅力を発見してみませんか?

 

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ピア26

ニューヨークのピア26(Pier 26)では、ハドソン川でカヤックを無料で楽しむことができる、ダウンタウン・ボートハウスが提供するユニークなプログラムがあります。これは世界最大の無料カヤックプログラムで、毎年5月中旬から10月中旬までの週末と祝日に開催されています。

ピア26は、マンハッタンの西側に位置し、公共交通機関でのアクセスも良好です。最寄りの地下鉄駅は、1番線のフランクリン・ストリート駅とA/C/E線のカナル・ストリート駅です。

このプログラムは、午前10時から午後4時30分まで運営されており、予約は不要で、当日先着順で参加できます。カヤックに乗るには、泳げることと免責事項に署名することが条件となります。ライフジャケットは無料で貸し出されるので、安心して参加できます。

カヤックの体験時間は約20分ですが、混雑状況によっては、もっと長く楽しめることもあります。プログラムでは、シットオンカヤック、簡単な説明、ロッカー、錠前、日焼け止め、更衣室、救急用具など、必要なものがすべて提供されます。カヤックは桟橋間の保護区域内にとどまるようにしてください。

18歳未満の方は、親または法定後見人の同伴が必要です。また、13歳未満のお子様は、大人と一緒にカヤックに乗る必要があります。

カヤックに乗る際は、濡れる可能性が高いので、着替えを持参するか、水着を着用することをお勧めします。

ピア26での無料カヤックは、ニューヨークの摩天楼を水上から眺めることができる特別な体験を提供しています。都会の喧騒を離れ、ハドソン川の自然を満喫しながら、ニューヨークの街並みをユニークな視点から楽しむことができます。さらに、このプログラムはレクリエーションだけでなく、ハドソン川の環境に関する教育も提供しており、参加者に環境問題への意識を高める機会を与えています。

ピア26でカヤック体験

ブルックリン橋

ニューヨーク観光で外せないのは、なんといってもブルックリン橋(Brooklyn Bridge)を歩くことです。マンハッタンとブルックリンを結ぶこの橋は、全長1.3マイル(2.1キロ)にも及び、イースト川に架かる壮大な建造物です。単なる橋ではなく、ニューヨークの象徴であり、歴史と文化が刻まれた重要なランドマークといえます。

ブルックリン橋の魅力は、なんといっても橋の上から望む絶景です。マンハッタンの高層ビル群、雄大なイースト川、そして活気あふれるニューヨーク港のパノラマビューは、息をのむ美しさです。自由の女神像、ワン・ワールド・トレード・センター、エンパイア・ステート・ビルディングなど、ニューヨークを代表するランドマークを一望できます。

橋を渡るには、車道の上にある歩行者専用の通路を利用します。安全に配慮された設計なので、安心して景色を楽しみながら歩くことができます。橋を渡りきるまでの時間は、歩くペースや写真撮影の時間にもよりますが、30分から60分ほどです。

ブルックリン橋を歩くなら、日の出や日没時がおすすめです。早朝は人が少なく、静かな雰囲気の中で橋を渡ることができます。日没時には、空が茜色に染まり、街の灯りが輝き始める、幻想的な景色を堪能できます。

どちらの方向から渡るか迷うかもしれませんが、ブルックリン側からマンハッタンに向かって歩くルートがおすすめです。マンハッタンの摩天楼が徐々に近づいてくる光景は、感動的な体験となるでしょう。

橋を歩いていると、その歴史を感じさせる美しい建築様式や、建設当時の様子を伝える銘板など、興味深い発見があります。歴史好きの方には、ガイドツアーに参加してみるのもおすすめです。

ブルックリン橋を渡るのに費用はかかりません。気軽に楽しめるのも魅力のひとつです。写真撮影スポットとしても人気で、橋の上からは、街並みや橋そのものを印象的に写真に収めることができます。

アクセスも便利で、マンハッタン側とブルックリン側の両方に地下鉄の駅があり、橋の入り口まで簡単にたどり着けます。

橋を渡る際は、歩行者用のレーンを歩き、自転車に注意してください。歩きやすい靴を履き、水を持参し、天候に合わせて服装を調節しましょう。

ブルックリン橋を歩くことは、単なる移動手段ではありません。運動しながら素晴らしい景色を楽しみ、ニューヨークの歴史と技術に触れることができる、貴重な体験となるでしょう。

ブルックリン橋を歩く

ハイライン

ニューヨークの喧騒の中に現れる緑のオアシス、それがハイライン(The Highline)です。かつては貨物列車が行き交っていた高架鉄道が、今では全長1.45マイル(2.33km)に及ぶ空中庭園へと姿を変え、人々の憩いの場となっています。

ハイラインの歴史は、1930年代に建設された高架貨物鉄道に遡ります。1980年代にその役目を終え、取り壊しの危機に瀕していましたが、地元住民の尽力により、2009年に公園として生まれ変わりました。パリの遊歩道「プロムナード・プランテ」にインスピレーションを得たこのプロジェクトは、都市再生の成功例として世界中から注目を集めています。

ミートパッキング・ディストリクトのガンズヴォート・ストリートから始まり、チェルシーを通り抜け、34丁目まで続くハイラインは、10番街に沿って伸びています。かつて線路だった場所には、様々な植物が植えられ、自然の風景を彷彿とさせます。

ハイラインのデザインは、「生きたシステム」をコンセプトに、自然と調和した空間を目指しています。線路跡に自生していた植物を植栽し、自然な成長を促すことで、訪れるたびに異なる表情を見せてくれます。遊歩道沿いには、ベンチや展望スペース、アート作品などが設置され、散策をさらに豊かなものにしてくれます。

ハイラインには、複数のアクセスポイントがあり、エレベーターも設置されているので、誰でも気軽に訪れることができます。

ハイラインには、特に注目すべき区間がいくつかあります。ガンゼヴォート・ストリートにあるティファニー財団の展望台からは、マンハッタンの美しい景色を一望できます。

15丁目と16丁目の間にあるチェルシーマーケット・パッセージでは、個性的なショップやレストランが軒を連ねています。23丁目の芝生広場は、ピクニックや休憩に最適です。30丁目のパーシング・スクエア・ビームは、子どもたちが遊べる広場になっています。

ハイラインの周辺地域は、近年著しい発展を遂げています。南端にはホイットニー美術館が新設され、北端ではハドソン・ヤードの再開発が進んでいます。ハイラインは、これらの開発を促進し、地域に新たな活気をもたらしています。

ハイラインでは、ウォーキングツアーやパブリックアート鑑賞、季節ごとの植物観察など、様々なアクティビティを楽しむことができます。また、イベントも定期的に開催されています。ハイラインから眺めるニューヨークの街並みとハドソン川の景色は、格別です。

ハイラインは毎日午前7時に開園し、閉園時間は季節によって異なります。公式ウェブサイトで最新の情報を確認することをおすすめします。

ハイラインは、都市再生のモデルとして、世界中の都市に影響を与えています。周辺地域に新たな開発を促し、観光客を呼び込むことで、経済効果も生み出しています。

ハイラインの拡張計画も進められています。モイニハン・トレイン・ホールやハドソン・リバー・パークとの接続が実現すれば、さらに魅力的な空間になるでしょう。

ハイラインは、自然、アート、そして都市設計が融合した、ニューヨークならではのユニークな空間です。都会の喧騒を離れ、緑豊かな環境でリラックスしたい方、アートに触れたい方、そしてニューヨークの街並みを新しい視点から眺めたい方にとって、ハイラインは最高の場所となるでしょう。

ハイラインの野外アクティビティ

セントラルパーク

ニューヨークの中心部に広がる緑のオアシス、セントラルパーク(Central Park)。マンハッタンの59丁目から110丁目、5番街から8番街まで、なんと843エーカー(340ヘクタール)もの広大な敷地を誇る、まさに都会の中の別天地です。

1858年に設立されたセントラルパークは、アメリカ初の主要な造園された公共公園として、フレデリック・ロー・オルムステッドとカルバート・ヴォーによって設計されました。自然の景観を巧みに取り入れたデザインは、当時としては画期的で、1962年には国定歴史建造物にも指定されています。

園内には、広大な芝生広場、穏やかな湖、緑豊かな森、そして起伏のある丘陵地帯など、変化に富んだ景色が広がっています。約18,000本もの樹木が生い茂り、都会にいながらにして自然を感じることができます。

セントラルパークには、様々な見どころがあります。可愛い動物たちと触れ合えるセントラルパーク動物園、美しい彫刻と噴水で有名なベセスダテラス、絵になる風景が広がる湖とボウブリッジ、そして街を一望できるベルヴェディア城など、一日では回りきれないほどの魅力が詰まっています。

また、セントラルパークはレクリエーションの宝庫でもあります。湖ではボート遊びを楽しみ、冬にはウォルマン・リンクでアイススケートができます。スポーツを楽しめるグラウンドや、サイクリングやジョギングに最適なコースも整備されています。優雅な馬車で園内を巡るのもおすすめです。

文化施設も充実しており、野外劇場のデラコルテ・シアターでは、毎年夏にシェイクスピア劇が上演されます。世界的に有名なメトロポリタン美術館も、セントラルパーク内にあります。その他にも、年間を通して様々なコンサートやイベントが開催され、多くの人々で賑わいます。

セントラルパークは、200種以上の鳥類が生息するバードウォッチャーの楽園でもあります。リスやアライグマ、カメなど、様々な野生動物に出会えるチャンスもあります。

アクセスも抜群で、地下鉄やバスを利用して、市内各地から簡単に訪れることができます。

セントラルパークの維持管理は、ニューヨーク市と提携するセントラルパーク・コンサーバンシーによって行われています。彼らの努力により、この美しい公園は、常に最高の状態で保たれています。

セントラルパークは、季節ごとに異なる顔を見せてくれます。春の桜、夏の緑、秋の紅葉、そして冬の雪景色と、いつ訪れても新たな発見があります。

園内には、クレオパトラの針と呼ばれる古代エジプトのオベリスクや、19世紀初頭に建てられた監視塔など、歴史的な建造物も点在しています。

セントラルパークは、単なる公園ではありません。ニューヨーク市民にとって、かけがえのない憩いの場であり、誇りです。自然と文化が調和したこの場所は、ニューヨークのシンボルとして、これからも多くの人々を魅了し続けるでしょう。

セントラルパークのアクティビティ

自由の女神像とエリス島

ニューヨーク観光で絶対に外せない場所、それが自由の女神像とエリス島(Statue of Liberty and Ellis Island)です。アメリカの象徴である自由の女神像と、移民の歴史を物語るエリス島は、どちらもニューヨーク港に浮かぶ島にあり、フェリーでアクセスします。

マンハッタンのバッテリーパーク、もしくはニュージャージー州のリバティ州立公園から、自由の女神観光クルーズ(Statue City Cruises)が運航するフェリーに乗って、自由の女神像とエリス島へ向かいましょう。

チケットは事前に購入しておくことをおすすめします。特に観光シーズンは混雑するので、事前に予約しておくとスムーズです。チケットには、リバティ島とエリス島への往復フェリー乗船料、そしてエリス島移民博物館と自由の女神博物館の入場料が含まれています。

まずは、自由の女神像があるリバティ島へ。台座からトーチまでの高さは、なんと151フィート1インチ(46メートル)もあります。354段の階段を登って冠まで行くと、25個の窓からニューヨークの街並みを一望できます。自由の女神博物館では、自由の女神像の歴史や、その背景にある物語を知ることができます。

次に、エリス島へ渡りましょう。かつて移民の受け入れ窓口だったエリス島には、移民博物館があります。1500年代から現代までのアメリカの移民の歴史を、様々な展示を通して学ぶことができます。

アメリカ家族移民歴史センターでは、1820年から1954年までの移民の乗客名簿を検索することもできます。自分の祖先がいつ、どの船でアメリカにやってきたのかを知る手がかりが見つかるかもしれません。

自由の女神像は、1886年にフランスからアメリカに贈られたもので、自由と民主主義の象徴として、世界中の人々に愛されています。エリス島は、1892年から1954年までの間、1,200万人以上の移民がアメリカに入国する際に通過した場所で、アメリカの歴史を語る上で欠かせない場所です。

観光客向けには、12言語に対応したセルフガイドのオーディオツアーが用意されています。家族向けのツアーもあるので、子ども連れでも安心です。フェリーに乗っている間も、ニューヨークの美しいスカイラインを楽しむことができます。リバティ島とエリス島には、屋外エリアもたくさんあるので、散策したり、写真を撮ったりして過ごすのもおすすめです。

自由の女神像とエリス島を満喫するには、数時間かかるので、時間に余裕を持って訪れましょう。フェリーの運行スケジュールや、島でのイベント情報などは、Statue City Cruisesのウェブサイトで確認できます。

自由の女神像とエリス島は、アメリカの象徴であり、歴史を物語る場所です。観光スポットとしてだけでなく、アメリカの文化や歴史を深く理解できる場所として、多くの人々に訪れています。

自由の女神像とエリス島

リバティ島

ニューヨーク観光のハイライト、自由の女神像が立つリバティ島( Liberty Island)へは、フェリーに乗って向かいます。リバティ島へのアクセスは、国立公園局が認可した公式フェリーサービス「スタチュークルーズ」のみです。

フェリーは、マンハッタンのバッテリーパークと、ニュージャージー州ジャージーシティのリバティ州立公園の2ヶ所から出発しています。どちらから出発しても、リバティ島とエリス島の両方に停泊するので、ご自身の旅程に合わせて出発地を選んでください。

フェリーは、通常午前9時から午後3時30分まで、25分から40分間隔で運航しています。ただし、季節によって最終便の時刻が変わるので、事前にスタチュークルーズのウェブサイトで最新情報を確認することをおすすめします。

バッテリーパークからリバティ島までは、フェリーで約15分の船旅です。フェリーからは、ニューヨークの摩天楼や港の美しい景色を一望できます。

チケットは、リバティ島とエリス島への往復乗船が含まれています。ピークシーズンは大変混雑するので、事前にオンラインでチケットを購入しておくことをおすすめします。

フェリーに乗船する前に、空港と同様のセキュリティチェックがあります。台座または冠へのアクセスチケットを持っている場合は、さらに追加のセキュリティチェックを受ける必要があります。

スムーズにフェリーに乗船するために、時間に余裕を持って到着しましょう。特に夏場は、希望する出発時刻の1時間前までには到着しておくと安心です。朝の出発便は比較的空いている傾向があります。

リバティ島に到着後は、どちらの出発地点に戻るかを選ぶことができます。ニューヨーク行きのフェリーに乗ればマンハッタンへ、ニュージャージー行きのフェリーに乗ればジャージーシティへ戻ることができます。

フェリーに乗船する時間と、リバティ島、エリス島を観光する時間を考慮して、十分な時間を確保しましょう。

フェリーには、屋内と屋外の座席エリアがあり、トイレも完備されています。また、車椅子にも対応しているので、誰でも安心して利用できます。

リバティ島行きのフェリーは、単なる移動手段ではありません。フェリーからの眺めは素晴らしく、ニューヨーク港や街並みを一望できます。自由の女神像とエリス島への旅を、さらに特別な時間にしてくれることでしょう。

リバティ島のフェリー体験

ブロンクス動物園

ニューヨーク、ブロンクスにあるブロンクス動物園(Bronx Zoo)は、265エーカーの広大な敷地を誇る、アメリカ最大の都市型動物園です。700種を超える6,000頭以上の動物たちが暮らすこの動物園は、まさに都会の中の野生の世界。

園内には、様々なテーマに分かれたエリアがあり、世界中の動物たちに出会うことができます。バードワールドでは、色鮮やかな鳥たちが自由に飛び交う姿を見ることができ、ワールド・オブ・レプタイルズでは、爬虫類や両生類の生態を間近で観察できます。

アフリカの動物たちが暮らすアフリカン・プレインズ、モノレールに乗ってアジアの動物たちを観察できるワイルド・アジア・モノレールなど、見どころ満載です。

ブロンクス動物園では、ただ動物を見るだけでなく、ユニークな体験もできます。セキセイインコの飛来地では、たくさんのセキセイインコが飛び交う中で、直接触れ合うこともできます。

昆虫をテーマにした珍しいメリーゴーランド、虫のメリーゴーランドは、子どもたちに大人気です。ネイチャートレックは、子どもたちが自然の中で冒険できるアスレチックコースです。

ペンギンやアシカの餌付けの時間には、飼育員さんの解説を聞きながら、動物たちの生態を学ぶことができます。ワイルドエンカウンターでは、ペンギン、チーター、ヤマアラシ、ナマケモノなど、普段はなかなか近くで見ることのできない動物たちと触れ合うことができます。

ブロンクス動物園は、動物保護にも力を入れています。アメリカバイソンや中国ワニなど、絶滅の危機に瀕した動物たちの繁殖プログラムを成功させるなど、野生動物の保護に貢献しています。

1899年に開園したブロンクス動物園には、歴史的な建造物も残されています。アスター・コート・ビルディングやレイニー記念ゲートは、国家歴史登録財に登録されており、当時の面影を今に伝えています。

動物園では、飼育員さんによる解説や餌やりデモンストレーション、教育プログラムなどを通して、野生生物や環境保護について学ぶことができます。楽しみながら動物たちの生態や環境問題について理解を深めることができるので、家族連れにもおすすめです。

広大な園内を移動する際には、動物園シャトル(Zoo Shuttle)とベンガル急行モノレール(Bengali Express Monorail)が便利です。

ブロンクス動物園では、年間を通して様々なイベントが開催されています。季節ごとのイベントや、動物たちとの特別な出会いなど、いつ訪れても新しい発見があります。

ブロンクス動物園は、野生生物保護協会が運営する4つの野生生物公園のうちのひとつです。野生生物保護協会は、世界中の野生生物の保護活動を行っており、ブロンクス動物園はその活動の拠点となっています。

ブロンクス動物園を満喫するには、事前の計画が大切です。広大な園内を1日で全て見て回るのは難しいので、事前に見たい動物やエリアを決めておくと良いでしょう。

歩きやすい靴で行くことも忘れずに。混雑を避けるためには、平日の訪問や、開園直後、閉園間際の時間を狙うのがおすすめです。最新の展示情報やイベント情報は、動物園のウェブサイトで確認しましょう。

ブロンクス動物園を訪れる

ブライアント・パーク

ニューヨークの夏の風物詩といえば、ブライアント・パーク(Bryant Park)で開催される「サマー・ムービーズ」です。今年で30年目を迎えるこの屋外映画上映会は、地元の人々はもちろん、観光客にも大人気です。

6月から8月にかけて、毎週月曜の夜にブライアント・パークは巨大な屋外映画館に変身します。マンハッタンの高層ビル群を背景に、芝生の上に寝転がって映画を楽しむことができます。

映画は午後8時から始まりますが、芝生広場は午後5時から開放されます。場所取りのために、多くの人が早めに訪れて、ピクニックを楽しんだり、思い思いに過ごしています。入場は無料、チケットも不要なので、誰でも気軽に楽しめます。

芝生に座る場合は、ブランケットを持参しましょう。椅子は芝生の上では使用できませんが、砂利のエリアであれば使用可能です。

日が暮れていくにつれて、公園の周りのビルがライトアップされ、幻想的な雰囲気が漂い始めます。空には星が輝き始め、映画が始まる前からワクワク感が高まります。

人気のイベントなので、良い場所を確保したい場合は、早めに行くことをおすすめします。映画が始まる3時間前でも、すでに多くの人が集まっていることもあります。

毛布や軽食、飲み物を持参すれば、さらに快適に映画を楽しむことができます。公園内には、フードやドリンクを販売するベンダーも出ているので、手ぶらで来ても大丈夫です。

上映される映画は、往年の名作から最近の話題作まで様々です。2023年のテーマは「映画における友情」で、友情をテーマにした心温まる作品が上映されました。

すべての映画に字幕が付いているので、聴覚に障害のある方も安心して楽しむことができます。雨天中止になることはほとんどありませんが、天候が心配な場合は、ブライアント・パークのウェブサイトやソーシャルメディアで最新情報を確認しましょう。

サマー・ムービーズは、映画の上映だけでなく、地域の人々の交流の場としても重要な役割を果たしています。映画が始まるまでの間、人々はピクニックをしたり、会話を楽しんだりして、思い思いの時間を過ごしています。地元住民と観光客が一緒に映画を楽しむことで、地域の一体感が生まれています。

ブライアントパークのサマー・ムービーズは、ニューヨークの夏の夜を彩る、特別なイベントです。都会の真ん中で、映画と自然、そして人々の温かさに触れることができる、素敵な体験になるでしょう。

ブライアントパークの夏期映画上映会

タイムズ・スクエア

ニューヨークの中心、マンハッタンに位置するタイムズ・スクエア(Times Square)。まばゆいばかりの光と音、そして世界中から集まる人々で、常に活気に満ち溢れています。タイムズ・スクエアを散策するなら、ブロードウェイのショーが始まる直前の午後6時か7時頃がおすすめです。

この時期は、ネオンサインが最も輝きを増し、人通りもピークを迎えるので、タイムズ・スクエアならではのエネルギーを存分に感じることができます。

タイムズ・スクエアといえば、巨大なビルボード広告。ビル一面を覆うほどの広告は圧巻で、その広告料は月額50万ドルにもなるそうです。夜になると、これらのビルボードがさらに輝きを増し、まるで光の洪水のような光景が広がります。

47丁目のTKTS階段は、ブロードウェイと7番街を見下ろす絶好の撮影スポットです。ここから眺めるタイムズ・スクエアの景色は、まさにニューヨークの象徴と言えるでしょう。

タイムズ・スクエアでは、様々なストリートパフォーマーに出会うことができます。ギターを弾きながら歌を歌う人、ダンスを披露する人、そして有名な「裸のカウボーイ」も。エルモやバットマンなど、お馴染みのキャラクターに扮した人も多く、一緒に写真を撮ることもできます。

お土産探しなら、M&M’sワールド、ハーシーチョコレートワールド、ディズニーストアなどの旗艦店がおすすめです。タイムズ・スクエアには、他にもユニークなショップがたくさんあるので、ウィンドウショッピングを楽しむだけでもワクワクします。

タイムズ・スクエア周辺では、市が後援する公共アートの展示も頻繁に行われています。個性的な作品との出会いは、散策をさらに豊かなものにしてくれるでしょう。

タイムズ・スクエアは、人々を観察するにも最適な場所です。世界中から訪れる観光客、ニューヨークで暮らす人々、そして個性的なストリートパフォーマーなど、様々な人々が行き交う様子は、まるで人間万華鏡のようです。

タイムズ・スクエアは、警察官が常に巡回しているので、比較的安全な場所です。しかし、人混みの中ではスリや置き引きなどに注意が必要です。また、写真撮影を強引に要求してくるコスプレキャラクターもいるので、気をつけましょう。

タイムズ・スクエアへのアクセスは、地下鉄が便利です。複数の路線が乗り入れているので、市内各地から簡単にアクセスできます。

タイムズ・スクエアは、24時間365日眠らない街です。昼間は賑やかでエネルギッシュな雰囲気、夜は幻想的でロマンチックな雰囲気と、時間帯によって異なる顔を見せてくれます。

タイムズ・スクエアの中心エリアは、42丁目から47丁目、ブロードウェイから7番街までですが、その周辺にも魅力的なスポットがたくさんあります。ブロードウェイの劇場やレストラン、バーなどが軒を連ねているので、散策範囲を広げてみるのも良いでしょう。

タイムズ・スクエアは、無料で楽しめる観光スポットですが、非常に混雑しているので、貴重品の管理には十分注意してください。スリや詐欺、強引な客引きなどには気をつけ、安全に楽しくタイムズ・スクエアを満喫しましょう。

タイムズ・スクエアを訪れる際の利点とデメリット

プロスペクト・パーク

ブルックリンの中心部に位置するプロスペクト・パーク(Prospect Park)は、ブルックリンのセントラルパークと呼ばれることもあり、526エーカーもの広さを誇る都会のオアシスです。ここでは、緑豊かな自然の中でハイキングを楽しむことができます。

プロスペクト・パークには、ラールウォーター・トレイル、ミッドウッド・トレイル、ペニンシュラ・トレイル、ウォーターフォール・トレイルの4つのハイキングトレイルがあります。いずれも「易しい」レベルなので、初心者から上級者まで、誰でも気軽にハイキングを楽しめます。

ラールウォーター・トレイルは、1マイルの道のりで、ブルックリンで最後に残った自然林を歩くことができます。都会の喧騒を離れ、静かな森の中で自然と触れ合いたい方におすすめです。

ミッドウッド・トレイルは、0.75マイルのコースで、バードウォッチングに最適です。様々な種類の鳥たちが生息しているので、バードウォッチャーにはたまらないトレイルです。また、このトレイルは、公園の建設当初から保存されているブルックリンで最も古い森林地帯を通っています。歴史を感じながらハイキングを楽しめるのも魅力です。

ペニンシュラ・トレイルは、0.5マイルの短いコースですが、美しい景色を楽しむことができます。展望ポイントからは、公園の湖や緑豊かな景色を一望できます。

ウォーターフォール・トレイルも、0.5マイルのコースです。このトレイルでは、公園の湖の水源をたどり、ファルキル滝を含む複数の滝を見ることができます。水の音を聞きながら、自然の中を歩くのは、とても癒されます。

トレイル自体は車椅子での利用には適していませんが、公園内には、ボートハウス、ピクニックハウス、メリーゴーランドなど、車椅子でアクセスできる施設もあります。

トレイルの入り口付近にあるプロスペクトパーク・オーデュボンセンターには、トイレ、カフェ、そしてトレイルガイドが用意されています。ハイキング前に立ち寄って、必要な情報を集めましょう。

これらのトレイルの主な入り口は、プロスペクト・パーク・オーデュボンセンター近くのリンカーンロードとオーシャンアベニューです。

プロスペクト・パークでは、ハイキング以外にも、様々なアクティビティを楽しむことができます。サイクリングロード、乗馬トレイル、リードなしで犬を遊ばせることができるドッグラン、釣り場、バーベキューエリアなどがあります。家族連れで一日中楽しめる公園です。

プロスペクトパークでのハイキング

ハドソン川グリーンウェイ

ニューヨーク、マンハッタンの西側を走るハドソン川グリーンウェイ(Hudson River Greenway)は、都会の喧騒を離れてリフレッシュできるサイクリングコースです。

南はバッテリーパークから北はダイクマン・ストリートまで、全長約18キロにわたって続くこの道は、ハドソン川沿いの美しい景色を眺めながらサイクリングを楽しめる、まさに都会のオアシスです。

川沿いを走るので、ハドソン川はもちろんのこと、対岸のニュージャージー州のスカイラインも一望できます。特に夕暮れ時は、水面に沈む夕日が絶景で、ロマンチックな雰囲気に包まれます。

サイクリングの途中には、様々な見どころがあります。緑豊かなハドソン川公園で休憩したり、イントレピッド海上航空宇宙博物館で歴史的な航空機や宇宙船を見学したり、79丁目ボート・ベイスンで水上アクティビティを楽しんだり。ジョージ・ワシントン橋を眺めながら走るのもおすすめです。

グリーンウェイには、ルート沿いに複数の出入り口があるので、自分の都合に合わせて好きな場所からスタートできます。

自転車専用道路なので、自動車の通行を気にせず、安全にサイクリングを楽しめるのも魅力です。ただし、歩行者や他のサイクリストとの衝突には注意が必要です。

安全にサイクリングを楽しむために、いくつかのルールがあります。自転車は必ず自転車専用レーンを走り、安全のため一列で走行しましょう。歩行者がいたら、必ず優先して通行させてください。

14歳以下の子どもはヘルメットの着用が義務付けられています。大人もヘルメットを着用することをおすすめします。制限速度は時速20マイルなので、スピードを出しすぎないようにしましょう。

自転車を持っていない場合は、シティバイクを利用するのが便利です。グリーンウェイ沿いにはシティバイクのステーションが多数設置されているので、気軽にレンタルできます。

グリーンウェイは、午後6時~7時頃、特にブロードウェイのショーが始まる前は、多くの人で賑わいます。混雑を避けたい場合は、時間をずらして訪れると良いでしょう。

グリーンウェイは概ね安全ですが、週末やピーク時間帯は混雑することがあります。電動自転車や電動スクーターなどの電動車両は、グリーンウェイでの走行は禁止されていますが、取締りが十分でないという問題も指摘されています。

グリーンウェイは一年を通して開放されているので、季節ごとに異なる景色を楽しむことができます。春には桜が咲き乱れ、夏には緑が生い茂り、秋には紅葉が美しく、冬には雪景色が広がります。

ハドソン川グリーンウェイは、さらに北へ、ハドソンバレーまで続くハドソンリバーバレーグリーンウェイトレイルシステムの一部です。体力に自信のある方は、長距離サイクリングに挑戦してみるのも良いでしょう。

ハドソン川グリーンウェイでのサイクリングは、運動不足解消にもなり、観光もでき、都会の喧騒からも逃れられる、まさに一石三鳥の体験です。地元の人々も観光客も、それぞれのペースでサイクリングを楽しんでいます。あなたも、ハドソン川グリーンウェイで、爽快なサイクリング体験をしてみませんか?

美しい景観が魅力のハドソン川グリーンウェイ

コニー・アイランド

ニューヨーク・ブルックリン区の南端に位置するコニー・アイランド(Coney Island)は、ビーチ、遊園地、そして独特の文化が融合した、活気あふれるエリアです。夏のピークシーズンには、多くの人で賑わい、ニューヨークらしいエネルギーを体感できます。

コニー・アイランドを楽しむのに最適な時期は、メモリアルデーからレイバーデーまでです。この時期は、ほとんどのアトラクションが週末に営業しており、様々なイベントも開催されます。

4.3kmにわたって広がるビーチは、日光浴や水泳を楽しむのに最適です。ビーチバレーを楽しむこともできます。遊歩道は、コニー・アイランドのランドマークであり、様々なアトラクションを繋いでいます。

遊歩道を散策しながら、美しい海の景色を眺めたり、人々を観察したりするのもおすすめです。シーズン中は、午前10時から午後6時までライフガードが常駐しているので、安心して水遊びを楽しむことができます。

コニー・アイランドには、2つの大きな遊園地があります。ルナパークは、1920年代に建てられた歴史的な木製ジェットコースター「サイクロン」が有名です。

その他にも、スリル満点のアトラクションがたくさんあります。デノズ・ワンダーホイール・アミューズメントパークには、巨大な観覧車「ワンダーホイール」や、新しいアトラクション「フェニックス」などがあります。

お腹が空いたら、Nathan’s Famousのホットドッグがおすすめです。毎年7月4日には、ここでホットドッグ早食い競争が開催されることでも有名です。遊歩道沿いには、Ruby’s Bar and Grill、Williams Candy、Totonno’s Pizzeriaなど、様々なレストランや屋台が並んでいます。

コニー・アイランドでは、ユニークな文化イベントも開催されます。毎年6月に行われるマーメイド・パレードは、奇抜な衣装を身につけた人々や山車が練り歩く、賑やかなパレードです。7月4日には、ネイサンズのホットドッグ早食い競争が行われ、世界中から大食い自慢が集まります。

その他にも、一年中楽しめるニューヨーク水族館や、地ビールの試飲ができるコニーアイランド醸造所など、見どころがたくさんあります。

コニーアイランドへは、地下鉄で行くのが便利です。複数の路線が乗り入れているので、アクセスも簡単です。駐車場もありますが、特にピーク時は混雑するので、公共交通機関を利用することをおすすめします。

コニーアイランドでは、ビーチで遊んだり、遊園地でスリルを味わったり、文化イベントに参加したりと、様々な楽しみ方ができます。6.6kmの遊歩道を歩いて、景色を眺めたり、バードウォッチングを楽しむのもおすすめです。活気のある雰囲気の中で、人々を観察するだけでも楽しい時間を過ごせます。

週末は、ビーチや遊園地が良い場所を確保するために、早めに到着することをおすすめします。ビーチや遊歩道には日陰が少ないので、日焼け止めと水を持参しましょう。特に夏のピーク時やイベント開催時は、非常に混雑するので、覚悟しておきましょう。

コニーアイランドの魅力

ガバナーズ島

ニューヨーク港に浮かぶガバナーズ島(Governors Island)は、マンハッタンの喧騒を離れて、自然と歴史、そしてアートに触れられる、癒やしの島です。

かつて軍事基地として使用されていたこの島は、今では、172エーカーの広大な敷地に、43エーカーもの公共公園スペースを有する、市民の憩いの場となっています。

ガバナーズ島へは、フェリーでアクセスできます。マンハッタン側のバッテリー・マリタイム・ビルディングからは毎日運航しており、ピークシーズン中の週末には、ブルックリン・ブリッジ・パークのピア6とレッドフック/アトランティック・ベイスンからもフェリーが出ています。

島内では、様々なアクティビティを楽しむことができます。自転車を持ち込んで、全長11kmの自転車専用道路をサイクリングしたり、レンタルサイクルを利用することもできます。ブレージング・サドル(Blazing Saddles)やCiti Bikeなど、複数のレンタルサイクル業者があります。

ガバナーズ島のシンボルとも言える赤いハンモックに揺られながら、マンハッタンのスカイラインを眺めるのもおすすめです。心地よい風に吹かれながら、ゆったりとした時間を過ごせます。

子ども連れなら、プレイグラウンドがおすすめです。スライドヒルには、ニューヨーク市最長の17mの滑り台があります。ハンモックグローブには、子ども向けのクライミング構造物があり、思いっきり体を動かせます。

歴史に興味のある方は、セルフガイドのウォーキングツアーに参加したり、歴史的アーカイブを調べてみましょう。ガバナーズ島の歴史を深く知ることができます。

島内には、様々なパブリックアートプロジェクトが展示されています。マーク・ハンドフォースの「ヤンキー・ハンガー」やレイチェル・ホワイトリードの「キャビン」など、個性的な作品の数々を鑑賞できます。

お腹が空いたら、ピクニックエリアで持参したランチを楽しむのも良いですし、島内のフードベンダーを利用するのも良いでしょう。リトルエヴァズ、タコビスタ、アイランドオイスターなど、バラエティ豊かなお店があります。

ガバナーズ島には、海抜70フィートの丘があり、そこからはロウアーマンハッタンと自由の女神像のパノラマビューを楽しむことができます。

5月から1月までオープンしている都市型農場では、教育プログラムやコンポスト学習センター、ミツバチの保護区などがあり、環境問題について学ぶことができます。

ガバナーズ島では、季節ごとに様々なイベントが開催されます。夏の映画上映会、ジャズエイジ・ローンパーティー、そして様々な芸術や文化プログラムなど、年間を通して楽しむことができます。

以前は夏の行楽地というイメージが強かったガバナーズ島ですが、2021年11月からは年中無休で一般公開されています。

島内には、コレクティブ・リトリート(Collective Retreats)が提供する「グランピング」施設があり、宿泊することもできます。星空の下、自然の中で特別な時間を過ごしたい方におすすめです。

ソワソンランディングとヤンキーピアにあるウェルカムセンターでは、地図や情報、ガイド付きウォーキングツアーを提供しています。

ガバナーズ島とフェリーは、車椅子でも利用できます。ピークシーズン中には、バリアフリーのトラムも運行しています。

ニューヨークの隠れた名所のガバナーズ島

ロックフェラーセンター

ニューヨーク、マンハッタンの中心部に位置するロックフェラーセンター(Rockefeller Center)。冬の風物詩といえば、ここにあるアイススケートリンクです。毎年多くの人々が訪れ、クリスマスツリーを眺めながら、氷上を滑る楽しさを満喫しています。

アイススケートリンクは、49丁目と50丁目の間の五番街にあり、地下鉄B、D、F、M線のロックフェラーセンター駅で下車すると便利です。

2024年のスケートシーズンは、例年より早く10月12日にオープンしました。通常は3月まで営業しているので、冬の間はいつでも楽しむことができます。営業時間は午前9時から午後11時までですが、繁忙期には早朝7時からオープンすることもあります。

一般入場料は、日時や年齢によって異なりますが、1人21ドルから114ドルまでです。スケート靴は、12ドルでレンタルできます。90分のスケート利用時間延長、スケート靴の無料レンタル、温かい飲み物が付いたVIPパッケージも用意されています。また、頻繁に利用する方のために、500ドルから利用できるシーズン会員制度もあります。

スケートセッションは、通常60分です。氷上からは、美しく輝くロックフェラーセンターのクリスマスツリーや、周囲の摩天楼を眺めることができます。

事前にオンラインでチケットを予約しておけば、長い列に並ぶ必要がありません。混雑を避けるには、早朝や夜遅くなど、オフピークの時間帯に訪れるのがおすすめです。

屋外なので、天候に合わせた服装で行くようにしましょう。

スケートリンクでは、1足20ドルでスケート靴の研磨サービスを提供しています。また、ADA(米国障害者法)に準拠した設備も整っており、車椅子の方も氷上に入ることができます。

2023年のシーズン中には、12歳未満の子どもは、仮装をすれば10月31日までの週末は無料でスケートを楽しむことができました。このようなイベントも随時開催されているので、公式ウェブサイトで最新情報を確認しておくと良いでしょう。

ロックフェラーセンターのアイススケートリンクは、1936年のクリスマスにオープンしました。当初は仮設展示として計画されていましたが、今ではニューヨークの冬の風物詩として、毎年25万人以上の人々が訪れる人気スポットとなっています。

ロックフェラーセンターのアイススケートは、ホリデーシーズンならではの特別な体験ができます。クリスマスツリーの輝きと、ニューヨークの街のエネルギー、そして氷上を滑る爽快感が、忘れられない思い出を作ってくれるでしょう。

ロックフェラーセンターでのアイススケート

マンハッタン橋

マンハッタン橋(Manhattan Bridge)は、イースト川に架かる3つの橋の中でも、地元の人が愛用する橋として知られています。全長1.3マイル(2.1キロ)のこの橋は、マンハッタンのチャイナタウンとブルックリンのDUMBO地区を結んでおり、ブルックリン橋のような観光地化された雰囲気とは一線を画す、落ち着いた魅力があります。

マンハッタン橋を渡りきる所要時間は、人それぞれですが、通常30分から45分ほどです。写真撮影をしたり、景色をゆっくり楽しんだりする場合は、1~2時間ほど見ておくと良いでしょう。

マンハッタン側からは、チャイナタウンのカナル・ストリートとバワリー通りの角から、ブルックリン側からは、ジェイ・ストリートとサンズ・ストリートの角から、それぞれ橋に入ることができます。

歩行者用の通路は橋の南側に設けられており、マンハッタン中心部とブルックリン橋の素晴らしい眺めを楽しむことができます。

橋の上からは、イースト川、ブルックリン橋、マンハッタンのダウンタウンのスカイライン、そしてブルックリンの一部を見渡すことができます。天気が良ければ、遠くには自由の女神像も見えます。

写真好きには嬉しいポイントとして、歩道沿いのフェンスには穴が開いている箇所があり、そこからカメラを構えれば、スカイラインやブルックリン橋を遮るものなく写真撮影ができます。

マンハッタン橋の魅力は、ブルックリン橋に比べて観光客が少ないことです。そのため、ゆっくりと景色を眺めたり、写真撮影を楽しんだりすることができます。また、歩行者と自転車のレーンが分かれているので、安心して歩くことができます。さらに、橋の下には、ニューヨークらしいリアルな落書きアートを見ることができます。

マンハッタン橋を渡るのに最適な時間帯は、日中または日没直前です。早朝は人が少ないので、静かな雰囲気を楽しみたい方におすすめです。

橋を渡る際は、歩きやすい靴を履き、特に暑い日には水を持参しましょう。橋の上は風が強い場合があるので、服装にも注意が必要です。歩道は車椅子でも通行可能です。

マンハッタン橋周辺には、他にも魅力的な観光スポットがあります。ブルックリン側には、おしゃれなショップやレストランが集まるDUMBO地区があります。マンハッタン橋のビューポイントとして有名なのは、ブルックリンのワシントン・ストリートとウォーター・ストリートの交差点です。マンハッタン側では、チャイナタウンを散策するのもおすすめです。

地下鉄の列車が橋の下を通過する際は、騒音が気になるかもしれません。また、歩道沿いの金網フェンスが視界を遮ることもありますが、これはこれでユニークな写真構図を生み出してくれます。

マンハッタン橋を渡ることは、ブルックリン橋とはまた違った魅力があります。観光客で賑わうブルックリン橋よりも、落ち着いた雰囲気で、よりローカルなニューヨークの風景を楽しむことができます。

素晴らしい景色と写真撮影のチャンスは、ブルックリン橋に劣りません。ぜひ、マンハッタン橋を渡って、あなただけのニューヨークを発見してください。

マンハッタン橋でウォーキング

ブルックリン植物園

ブルックリンの中心部、52エーカーの広大な敷地に広がるブルックリン植物園(Botanic Garden)は、都会の喧騒を忘れさせてくれる緑のオアシスです。四季折々の植物が織りなす美しい景観は、訪れる人々の心を和ませ、癒やしを与えてくれます。

園内には、様々なテーマの庭園があり、世界中の植物を楽しむことができます。中でも有名なのは、42種類もの桜が200本以上も植えられたチェリー・エスプラネードです。3月下旬から5月中旬にかけて、美しい桜並木が出現し、多くの人々で賑わいます。

日本庭園は、池や滝、島々、そして伝統的な日本建築が配置された、静寂な空間です。自然の美しさと調和した日本の文化を感じることができます。

1911年に開設されたネイティブ・フローラ・ガーデンは、ニューヨーク近郊に自生する植物を集めた庭園です。都会では見られない、野生の植物の姿を見ることができます。

バラ好きには、クランフォード・ローズ・ガーデンがおすすめです。1928年に完成したこの庭園には、1,000種類以上のバラが咲き誇り、甘い香りに包まれます。

子どもたちが自然と触れ合いながら学べるディスカバリー・ガーデンは、約1エーカーの広さに、草地、湿地、森林が広がっています。

ブルックリン植物園は、季節ごとに異なる顔を見せてくれます。春には桜やモクレンが咲き乱れ、夏にはバラ園が見頃を迎えます。秋には紅葉が美しく、冬には屋内温室で熱帯植物や冬咲きの植物を楽しむことができます。

植物について深く知りたい方は、ガイド付きツアーに参加するのがおすすめです。季節ごとの見どころを解説してくれるツアーや、大人と子供向けのクラスやワークショップも開催されています。学校団体向けには、体験型アクティビティ付きの見学プログラムもあります。

スタインハート温室には、熱帯植物、砂漠植物、水生植物など、様々な植物コレクションが展示されています。盆栽博物館も併設されています。LEEDゴールド認定を受けたビジターセンターは、屋上緑化が施された環境に優しい建物です。

ブルックリン植物園では、年間を通して様々なイベントが開催されています。年に一度の植物販売、季節ごとのフェスティバルや展示会、そして桜祭りなどの文化イベントなど、盛りだくさんです。

ブルックリン植物園は、植物の研究と保護にも力を入れています。多様な植物コレクションを維持し、世界的な植物保護イニシアチブにも参加しています。

ブルックリン植物園は年中無休で、季節によって開園時間が異なります。公共交通機関でのアクセスも良好で、車椅子で利用できる通路や施設も完備されています。

訪問前に、庭園のイベントカレンダーで特別展や開花時期などの情報を確認しておくと良いでしょう。特に桜の季節など、ピークシーズンは混雑が予想されるので、早めの訪問をおすすめします。美しい庭園の風景を写真に収めるために、カメラを持参することをお忘れなく。

14,000種類以上の植物が展示されているブルックリン植物園

メトロポリタン美術館の屋上庭園

ニューヨーク、マンハッタンにあるメトロポリタン美術館(Metropolitan Museum)。その5階には、都会の喧騒を離れて芸術と景色を楽しめる特別な空間、「カントール・ルーフガーデン」があります。

屋上庭園へ行くには、美術館の入場券が必要です。一般入場料は大人30ドルですが、学生やニューヨーク在住者には割引があります。

カントール・ルーフガーデンは、日曜日から火曜日、そして木曜日は午前11時から午後4時まで、金曜日と土曜日は午前11時から午後8時30分まで開いています。水曜日は休業です。

屋上庭園は、通常4月から10月までオープンしていますが、天候に左右されるため、急な閉鎖もありえます。猛暑日や嵐の日は、安全のため閉鎖されることがありますので、ご注意ください。

毎年、ルーフガーデン・コミッション・シリーズの一環として、現代アートの展示が行われています。2024年は、コソボ出身のアーティスト、ペトリット・ハリラジによる「Abetare」が展示されています。

屋上からは、セントラルパークの緑とマンハッタンのスカイラインを一望できます。都会の中にありながら、自然を感じられる開放的な空間です。

「カントール・ルーフガーデン・バー」では、カクテルやワイン、ビール、軽食などを楽しむことができます。価格は少々高めで、カクテルは1杯18ドルほどです。

特に夕暮れ時は、空の色が刻一刻と変化し、街の灯りが輝き始める、幻想的な雰囲気に包まれます。

屋上庭園は、飲食をしなくても、景色やアートを楽しむことができます。ベンチに座ってゆっくりと景色を眺めたり、アート作品を鑑賞したり、思い思いの時間を過ごせます。

庭園は広々としており、アート作品を鑑賞したり、景色を眺めたりするのに十分なスペースがあります。

また、多くの人が、美しい景色やアート作品を背景に写真を撮っています。記念撮影をするのにぴったりの場所です。

早朝や平日は比較的空いているので、静かに過ごしたい方におすすめです。特に夕暮れ時は人気があり、多くの人が訪れます。

屋上は、風雨にさらされる場所なので、天候に合わせた服装で行くようにしましょう。

観光シーズンのピーク時や週末は、混雑が予想されます。時間に余裕を持って訪れることをおすすめします。

メトロポリタン美術館の屋上庭園は、都会の喧騒を離れて、芸術と景色を楽しめる、特別な場所です。美しい景色を眺めながら、ゆったりとした時間を過ごしたい方、ぜひ訪れてみてください。

メトロポリタン美術館の屋上庭園

バッテリー・パーク

マンハッタンの最南端に位置するバッテリー・パーク(Battery Park)は、ニューヨークの喧騒を離れてピクニックを楽しむのに最適な場所です。広々とした緑地と美しいウォーターフロントの景色が広がるこの公園は、都会のオアシスとして、地元の人々や観光客に愛されています。

バッテリー・パークからは、ニューヨーク港の素晴らしい眺めを楽しむことができます。目の前に広がる雄大な海、そして象徴的な自由の女神像やエリス島を眺めながら、ピクニックランチを楽しむのは格別です。

公園内には、広大な芝生エリアや遊歩道があり、ピクニックに最適な場所がたくさんあります。木陰で涼んだり、海風を感じながら景色を眺めたり、思い思いの時間を過ごすことができます。

公園内には、いくつかの飲食店もあります。バッテリーガーデンズ・レストランでは、本格的な食事を楽しむことができますし、バッテリーパーク・スナックバーやバッテリーパーク・スペシャリティフードカートでは、軽食や飲み物を購入できます。

バッテリー・パークには、ユニークなアトラクションもあります。海のガラスの回転木馬(SeaGlass Carousel)は、海の生き物をモチーフにしたメリーゴーランドで、幻想的な空間が広がっています。

ピクニックの前後に、ぜひ立ち寄ってみてください。また、アメリカ商船乗組員記念碑や東海岸記念碑など、歴史的なモニュメントも数多く点在しています。

公園には489本もの木々が植えられており、木陰で涼むことができます。自然の美しさを満喫しながら、ピクニックを楽しめるのも魅力です。

さらに、バッテリーパークでは、バードウォッチングも楽しめます。様々な種類の鳥が生息しており、春と秋の渡りの時期には、バードウォークも開催されます。公園の歴史や名所を巡るガイド付きツアーもおすすめです。

季節ごとに様々なイベントが開催されているので、ピクニックを計画する際は、公園のイベントカレンダーをチェックしておくと良いでしょう。

バッテリーパークは一年中開いていますが、ピクニックに最適な時期は、春から秋にかけてです。この時期は、天候も良く、屋外で過ごすのに最適です。

バッテリーパークへは、公共交通機関で簡単にアクセスできます。地下鉄やバスを利用して、気軽に訪れることができます。

ただし、現在、バッテリー・ワーフ、ガーデン・オブ・リメンブランス、オーバル・ローンなどの一部エリアは、バッテリー・コースト・レジリエンス・プロジェクトのため閉鎖されています。ピクニックを計画する前に、公園のウェブサイトで最新情報を確認することをおすすめします。

マンハッタンの南端にあるバッテリーパーク

チェルシー・マーケット

マンハッタンのチェルシー地区にあるチェルシー・マーケット(Chelsea Market)は、食、ショッピング、そして歴史が融合した、ニューヨークならではのユニークなスポットです。1890年代に建てられたナショナル・ビスケット・カンパニー(Nabisco)の旧工場を利用したこのマーケットは、当時の面影を残すレンガ造りの建物の中に、様々なお店が軒を連ねています。

チェルシーマーケットは、9番街と10番街、15丁目と16丁目の間に位置し、広大な敷地を誇ります。かつてオレオクッキーが誕生した場所としても知られており、歴史を感じながら散策することができます。

チェルシーマーケットの魅力は、なんといっても世界各国の料理が集まるフードコートです。メキシコ料理の「ロス・タコス・ナンバーワン」では、本場のタコスを味わえます。

中東料理の「ミズノン」では、香ばしいピタパンが人気です。「ベリーフレッシュヌードルズ」では、手延べ麺を使った美味しい麺料理を堪能できます。

シーフード好きには「ロブスター・プレイス」、イタリア料理なら「ブオン・イタリア」がおすすめです。「サクセルビー・チーズモンジャーズ」では、職人こだわりのチーズを購入できます。

チェルシーマーケットは、食だけでなく、ショッピングも楽しめます。おしゃれなブティックや、職人による手作り雑貨など、個性的なお店がたくさんあります。Anthropologie、Artists & Fleas、Posman Booksなど、見ているだけでも楽しいお店ばかりです。

マーケット内は、工場時代の面影を残すレンガの壁やパイプなどがそのまま残されており、独特の雰囲気を醸し出しています。1階には、9番街と10番街にそれぞれエントランスがあり、中央のコンコースで繋がっています。これは、かつてそれぞれの建物が持っていた裏庭を繋いだものです。

チェルシー・マーケットは、高架公園「ハイライン」にも隣接しています。10番街側の入り口から、ハイラインに直接アクセスできるので、マーケットとハイラインを合わせて楽しむのがおすすめです。

チェルシー・マーケットでは、頻繁に特別イベントやポップアップショップ、季節ごとのアトラクションが開催されています。また、フードネットワークのスタジオなど、テレビ番組制作施設もあるため、運が良ければ撮影風景を見ることができるかもしれません。

チェルシー・マーケットは毎日営業しており、いつでも訪れることができます。ただし、週末は非常に混雑するので、ゆっくりと見て回りたい場合は、平日の訪問をおすすめします。フードベンダーは、朝から夜遅くまで営業しているところが多く、朝食から夕食、そして軽食まで、様々なニーズに対応しています。

マーケット内には、隠れた名店がたくさんあるので、隅々まで探索してみましょう。色々なお店で食べ物を買って、自分だけのオリジナルフードツアーを楽しむのもおすすめです。ハイラインを散策する際の出発点または終点として、チェルシーマーケットを利用するのも良いでしょう。

マンハッタンの中心に位置するチェルシーマーケット

ニューヨーク植物園(NYBG)

ブロンクス区の広大な敷地に広がるニューヨーク植物園(New York Botanical Garden)は、都会の喧騒を離れ、自然と触れ合える緑の楽園です。

250エーカーの敷地内には、50エーカーもの原生林や50以上の庭園、そして様々な植物コレクションがあり、訪れる人々を魅了しています。

NYBGには、見どころがたくさんあります。まず、目を引くのは、ビクトリア様式の美しいガラス張りの温室「イーニッド・A・ハウプト温室」です。ここでは、世界中から集められた珍しい植物を見ることができます。

そして、50エーカーの原生林「セイン・ファミリー・フォレスト」では、ハイキングコースを散策しながら、自然を満喫できます。都会にいながらにして、森林浴を楽しむことができるのは嬉しいですね。

さらに、地元の植物を集めた「ネイティブ・プラント・ガーデン」や、1930年代に作られた歴史ある「ロック・ガーデン」、そして650種類以上のバラが咲き誇る「ペギー・ロックフェラー・ローズガーデン」など、様々なテーマの庭園があります。

NYBGは、季節ごとに異なる表情を見せてくれます。春には桜やモクレンが咲き乱れ、夏にはバラ園が見頃を迎えます。秋には紅葉が美しく、冬には屋内温室で熱帯植物や冬咲きの植物を楽しむことができます。

また、アートインスタレーションや季節ごとのフラワーショーなど、様々な特別展も開催されています。毎年恒例のラン展は、特に人気があります。

子ども向けの教育プログラムも充実しています。「エベレット子供向けアドベンチャーガーデン」では、3歳から12歳までの子どもを対象に、年間を通して様々なプログラムを提供しています。

ガーデニングや料理の実演を通して、自然について学べる「食べられるアカデミー」もおすすめです。

NYBGは、火曜日から日曜日まで、午前10時から午後6時まで開園しています。ガーデン共通入場券は、大人35ドル、シニアと学生は31ドル、2歳から12歳までの子どもは15ドルです。水曜日は、ニューヨーク市在住者は無料で入場できます。

園内は、車椅子でも移動しやすいように、通路が整備されています。また、トラムツアーもあるので、広い園内を楽に移動することができます。

園内には、2つのレストランがあります。「パインツリー・カフェ」では、カジュアルな食事を楽しむことができ、「ハドソン・ガーデン・グリル」では、高級な食事を堪能できます。

NYBGでは、夜のカクテルパーティーや詩の朗読会、季節ごとのフェスティバルなど、年間を通して様々なイベントが開催されています。

NYBGは、植物の研究と保全にも力を入れています。多様な植物コレクションを維持し、世界的な植物保全イニシアチブにも参加しています。

さらに、75万冊以上の書籍と歴史的な写本を所蔵する図書館もあります。6階は一般公開されているので、興味のある方はぜひ訪れてみてください。

ニューヨーク植物園は、自然の美しさ、教育、そして文化的なイベントを組み合わせた、ユニークな観光スポットです。都会の喧騒を離れて、自然と触れ合い、心身ともにリフレッシュできる場所です。

ニューヨーク植物園(NYBG)

まとめ

ニューヨークは、緑豊かな公園や美しい水辺、歴史的な名所が点在する都市で、屋外アクティビティを楽しむには最適な場所です。この記事では、ニューヨークで体験できるおすすめの屋外アクティビティ20選を紹介しましたが、その魅力は多岐にわたります。

まず、セントラルパークやプロスペクト・パークなどの広大な公園では、自然の中でリラックスしたり、ハイキングを楽しんだりすることができます。特にセントラルパークは、都会の喧騒を忘れさせてくれるオアシスで、散策やピクニックに最適です。また、ブルックリン植物園やニューヨーク植物園(NYBG)では、四季折々の美しい花々を楽しむことができ、心を癒してくれます。

水辺のアクティビティも充実しており、ピア26でのカヤックやリバティ島へのフェリーは、ニューヨークの美しい景色を水上から楽しむ絶好の機会です。自由の女神像やエリス島を訪れることで、歴史を感じながらのクルーズも魅力的です。

さらに、ハイラインやハドソン川グリーンウェイでの散策やサイクリングは、都会の中で自然を感じることができるアクティビティです。特にハイラインは、廃線を利用した公園で、アートや緑に囲まれた独特の雰囲気を楽しむことができます。

文化的な体験も忘れてはいけません。メトロポリタン美術館の屋上庭園やロックフェラーセンターのアイススケートリンクは、アートや季節のイベントを楽しむ場として人気です。

また、チェルシー・マーケットでの食事や、ブライアント・パークのサマー・ムービーズでの映画鑑賞は、地元の人々と交流しながら楽しむことができる素晴らしい機会です。

最後に、タイムズ・スクエアやマンハッタン橋、コニー・アイランドなど、観光名所を巡ることで、ニューヨークの多様な魅力を体感できます。これらのアクティビティを通じて、緑と空気の心地よさを感じながら、ニューヨークの魅力を存分に楽しんでください。



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