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アンティークバイヤーのみさきです。好きな言葉は「百聞は一見に如かず」
フランスの北部のリールで行われるヨーロッパ最大のフリーマーケット。毎年9月の第一週末に開催されます。その歴史は12世紀にまで遡ります。ブラデリーは単なる市場ではなく、音楽演奏、大道芸人、その他の文化的イベントも含まれるお祭り騒ぎで、地元の人々にとっても観光客にとっても賑やかな週末となります。
ブラッドリー(Braderie) とはフリーマーケットのこと。アンティークから日用品の雑貨まで、10,000以上の出展者が100kmのリールの通りに軒を連ね、アンティーク、家具、書籍、収集品から現代的なアイテムや工芸品まで商品を並べます。
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ヨーロッパ全土から200万人の人が訪れます。2日間に渡って開催されるこのお祭りは、土曜日の朝8時から夜通し開催され、日曜日の午後6時に終了します。2日間ではすべてを見ることはできないでしょう。
エスプラナード広場には大きな家具があります。また、シタデル・ド・リールの壁内には、本、宝石、絵画などの小さなアンティークがあります。
多くのブロカントで定番となっている古着は、ブラデリーでも見つけることができるでしょう。食器やグラスは、ヴィンテージ品で家具を揃えたい人にとって、ブロカントで手に入れるのに最適なアイテムのひとつです。アンティークの地図やポストカードは、ヴィンテージの紙製品を扱う露店でよく見かけます。
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このマーケットは一般の方も売り手として参加できるのが特長。フランスは古い物を大切にする文化なので掘り出し物も多くあります。値段はパリよりも安い印象です。
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リールにはムール貝の白ワイン蒸しとフライドポテトのセットを食べるのが伝統です。フェアの間、人々はフランドル地方の料理のムールフリットを食べ、その殻をレストランの外に積み上げるのです。どのレストランが一番殻を積んでいるか、地元では非公式に競い合います。毎年、1回の週末に500トンのムール貝と30トンのフライドポテトが消費されます。
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中心街のホテルに滞在する場合は、金曜日の午後7時から月曜日の午前6時までは車を動かせないことをお忘れなく!
ブラッドリー・ドゥ・リールで見つかるもの
・ ヴィンテージ品やアンティーク品は、コレクターや愛好家にとって大きな魅力。
・ 中古品やプレ・ラブド品は、自宅を整理している個人によって売られることが多い。
・ 家具は、モダンなものから古いもの、ユニークなものまで様々。
・ 書籍:ヴィンテージのものから最近の出版物まで、様々な文献を扱う。
・ 絵画、版画、その他の装飾品を含む美術品。
・ コインや切手など、コレクターが求める収集品。
・ 様々な時代のファッションを提供する古着。
・ 音楽ファンやコレクターにアピールするレコード。
・ ヴィンテージとモダンなデザインの両方を含むジュエリー。
・ 皿、調理器具、小型家電などのキッチン用品。
・ テーブルクロスなどの装飾品。
・ 地元の職人の作品を紹介する手工芸品。
このイベントには、それぞれがニッチな分野を持つ様々な骨董商が出店しています。またこれらの業者の多くは、毎年ブラデリーに戻ってくる常連です。少なくともマーケット出店の半分がプロの骨董商のために確保されているので、骨董を専門とする老舗業者が多数出店していることがうかがえます。
ブラデリー・ド・リールで特定の骨董商を見つけることに興味がある人は、初日が最も品揃えが良いので、早めにイベントに参加し、品物の歴史についての洞察や鑑定や保存についてのヒントを与えてくれる情熱的な骨董商と関わることをお勧めします。
これらのディーラーと関係を築くことは、将来のコラボレーションにつながる可能性があります。
ブラッドリー・ドゥ・リールは品揃えが豊富なことで知られており、バーゲンハンターやコレクター、ユニークで面白い掘り出し物を探す人にとっては宝の山です。
名前 | ブラッドリー・ドゥ・リール / Braderie de Lille |
開催日 | 毎年9月初めの土日 |
時間 | 土曜日の朝8時から日曜日の午後6時までの34時間 |
入場料 | 無料 |
取り扱い商品 | 古着、家具、中古カメラ、年代物の食器。 アクセサリー、ビンテージ、ジュエリー、骨董品/工芸品 |
住所 | 2 bis Rue Frédéric Mottez, 59800 Lille, フランス |
詳細 | 公式ホームページ |
地図
パリ北駅からリールまではTGVで1時間。日帰りも可能です。ブリュッセルから38分。ロンドンから1時20分。リールには、市内中心部に2つの駅があり、地下鉄とトラムでアクセスできます。