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大英博物館の隠れた見どころガイド

ロンドン旅行の定番スポット

ロンドンを訪れたら必ず訪れる国立の博物館。世界中の遺産が展示されています。入館料は無料です。1階から3階のフロアに分かれています。展示品は貯蔵品の10%以下しかありませんが、あまりの広さに1日ではとても回りきれません。

古代エジプト文明やギリシャ文明の工芸品や、ロゼッタストーン、ラムセス二世の像など、教科書に出てくるコレクションの実物を見ながら歴史の重みを感じることができます。写真撮影は、ほとんどの展示室でOKです。大英博物館では無料と有料のガイドツアー(英語)もあります。

主な見どころ

ロゼッタストーン

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ロゼッタストーンは、何世紀にもわたって謎であったエジプトの象形文字の秘密を解き明かしたこの石版で、大英博物館で最も訪問者の多い展示品の一つです。

石に書かれている文字は、3つの文字で書かれています。古代ギリシャ語、デモティック語、ヒエログリフの3つの文字が書かれており、石は3つの文字がすべて見えるように角度をつけて取り付けられています。

クリスタルスカル(水晶の頭蓋骨)

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この頭蓋骨は、一般にブラジル産のロッククリスタルで作られており、しばしば神秘的な力を持つ南米の失われた文化のものとされていますが、実はそのほとんどは19世紀半ばにドイツで作られたものだろうと言われています。

大英博物館の頭蓋骨は古美術商のウジェーヌ・ボバンから買ったもので、最初はアメリカ人が買い、その後ティファニーに売り、ティファニーが10年後の1897年に大英博物館に売却しました。

もともとアステカ人によって作られたと信じられていましたが、高度に研磨された歯の表面に、機械で作られた切断痕が見つかりました。

メキシコ産であれば、1519年にスペイン人が到着した後に作られたものであることがわかりました。さらに検査を進めると、この石英は19世紀にブラジルかマダガスカルから採掘されたことが判明します。

現在、博物館の頭蓋骨の横のラベルには、「紀元19世紀後半」と記載され、「当初はアステカ人と考えられていたが、最近の研究によりヨーロッパ人であることが証明された」とあります。

イースター島のモアイ象

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チリのラパ・ヌイ(イースター島)の彫像は、約1400年に制作されました。その名は「ホア・ハカ・ナナイア」(緩やかに訳すと「盗まれた友」)。

この像は祖先の姿を表しており、おそらく最初は野外に飾られていたものと思われます。その後、鳥人信仰の中心地であったオロンゴの石造りの家に移されました。背中に彫られた低いレリーフのデザインは、この教団に関連したものです。この像は、リーダーシップと権威に関する考えを表現するために使用されたようです。

1868年に島から運び出され、1869年に大英博物館に到着しました。現在では、博物館のメインギャラリーの1つで中心的な位置を占めています。

パルテノン神殿の彫刻

パルテノン神殿の彫刻は、アテネのアクロポリスにあるアテナ神殿(パルテノン神殿)のさまざまな種類の大理石の建築装飾のコレクションです。

紀元前447年から紀元前432年にかけて制作され、パナテナイック祭(女神アテナの誕生日を祝う祭)の行列を描いたフリーズ、ペリトウスの結婚祭におけるケンタウロスとラピスの戦いを描いた一連のメトープ(彫刻されたレリーフパネル)、神殿のペディメントにある神々と伝説的英雄の像などから構成されています。

大英博物館には、15点のメトープ、17点のペディメント、247フィート(75m)のオリジナル・フリーズが収蔵されています。

エジプトのミイラ

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エジプト国外では最大のエジプト美術品コレクションを所蔵しています。

古代エジプト人は、人の一生には2つの部分があると信じていました。1つは地上、もう1つは死後の世界であり、彼らはそれを「葦の原」と呼んでいました。古代エジプトの死後の世界の秘密は、永遠に生きるというテーマと、現世と来世の両方における家族の重要性を探求し、来館者を魅惑的な旅に誘います。

ミイラ化のプロセス、身体の様々な器官を保存するために使われた古代のカノプス壺、裕福な人たちだけに作られ、死後の世界で人の魂が自分の身体に戻るのを助けるミイラのマスクなど、あらゆることが網羅されています。

大英博物館のYoutube動画

基本情報

名前 大英博物館
British Museum
開催日 毎日
開館時間 10.00〜17.30
入場料 無料
所蔵数 800万点(常設展示:15万点)
住所 Great Russell St, London, WC1B 3DG, イギリス
詳細 公式ホームページ

地図

最寄り駅はホルボーン駅、トッテナム・コート・ロード駅、ラッセル・スクエア駅。

【1日】日本語公認ガイドがご案内するロンドン市内プライベート観光

大英博物館-British Museum
  • 出展数
  • 満足度
  • 滞在時間
  • お宝発見度
  • リピート率
5

総評

素敵なアンティークジュエリーもたくさん展示されています。



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