バイヤーのめぐみです。趣味は料理です。好きな言葉は、七転び八起き。
夏の終わりを彩る蚤の市
オロノコで開催されるフリーマーケット。ミネソタ州南東部に位置する人口1,000人のオロノコの町に、州内はもちろん、国内から3万人ほどの人が集まります。
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毎年8月の第三曜日の週末、3日間開催されるゴールドラッシュ。期間中オロノコの道路は、ブースからブースへと歩き回る大勢の歩行者だけにほとんど開放されます。碁盤の目のように張り巡らされたブースは、まるでテント村です。
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250以上のベンダーが、衣類からアンティークの看板まで、あらゆる種類の品物を売っています。
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中には遠くフロリダやテキサスからやってくる業者もいます。アンティークの中には指輪やブレスレットなどの高級品もあります。テーブルや芝生、道端に魅力的なアンティークが並ぶのが特長です。
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彼らの売り物は、ガレージセールやフリーマーケット、納屋、物置、エステートセールから集めたものが多く、何年もかけて蓄積された汚れや手垢があるものもあります。例えば、
・1890年代の木製の車輪のついた素朴な農耕用ワゴン
・1940年代の錆びた2輪のベロシペード
・華麗なビーズのついたモカシン(ネイティブアメリカンが履いていた靴)
・繊細な刺繍のシーツや枕カバー
・1858年代の青いガラスのメイソンジャー(主に瓶詰を作る際に用いられるガラス製の口広瓶)
・不況時代の桃色のガラスのタンブラー
など、いろんなものがありますが、これらの業者の多くは、ネットでは見つけることができません。家具の組み立てたり、ペンキを塗るだけで作品が生まれ変わるものを探すのはとても楽しいです。
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毎年同じ週末にオロノコで非営利団体が主催するこのイベントと、タウンゼント・ショウズが主催するオルムステッド郡フェアグラウンドで開催されるイベントの2つが別々に開催されています。
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ゴールドラッシュ・デイズの歴史
1857年、ミネソタ州オロノコ近くのズンブロ川の堤防で金が発見されました。 1859年に起きた2度の大洪水で、一攫千金を狙う人たちの道具が流され、ゴールドラッシュは短命に終わりました。
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1972年、ロチェスターから38軒のアンティーク・ディーラーを招き、第1回目のショーを開催しました。1973年、このショーは「ゴールドラッシュの日」と命名され、ディーラーの数は2倍になります。その後、全米から集まるディーラーや来場者の数は、雪だるま式に増えていきました。
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1987年、ザンブロ川にかかる橋が閉鎖されたことがきっかけで、ゴールドラッシュの運営と開催場所が分かれてしまいました。
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■Downtown Oronoco Gold Rush Days
金曜日と土曜日の午前8時から午後6時まで、日曜日の午前8時から午後2時まで開催されます。
■Rochester Gold Rush Days
オルムステッド郡フェアグラウンドのゴールドラッシュは、屋内と屋外の両方にベンダーが設置されます。場所は、Graham Park, 1570 Fairgrounds Ave. SE.で、入場料は5ドルです。金曜日と土曜日は午前8時から午後6時まで、日曜日は午前8時から午後2時まで開かれています。
名前 | ダウンタウン・オロノコ・ゴールドラッシュ・デイズ Downtown Oronoco Gold Rush Days |
開催日 | 金 – 日(8月の第三週) |
時間 | 金土: 8 a.m. – 6 p.m. 日: 8 a.m. – 2 p.m. |
入場料 | 無料 |
取り扱い商品 | 古着、家具、ダイニングテーブル、ビンテージ、アクセサリー、建築資材、ジュエリー、装飾品 |
住所 | 115 2nd St NW, Oronoco MN 55960 |
詳細 | 公式ホームページ |
地図
■Downtown Oronoco Gold Rush Days
ロチェスターから北へ15分。Highway 52の64番出口。ズンブロ川沿いにあります。ミネアポリス・セントポールからHighway 52で南に約45分。
■Rochester Gold Rush Days
オロノコからすぐのところに位置しています。