アンティークバイヤーのみさきです。好きな言葉は「百聞は一見に如かず」
マドリードで最も人気のある蚤の市
マドリードの有名なストリートマーケット。毎週末、10万人以上の人々が訪れます。3,500を超える露店が出店。古着やプラスチックのアクセサリー、VHSテープなどを探しているのなら、最適な場所です。
400年以上の歴史を持つこの活気ある青空市場には、古いジャンク品、レコード、本、衣類、陶器、宝石、スカーフ、地元の職人による手作りのアクセサリー、観光客向けの安い土産物など、様々なものが売られています。
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現在では、中古品もありますが、洋服、宝石、バッグ、装飾品など、販売されている商品のほとんどが新品です。また、ブースは3時になるとすぐに閉まってしまいます。
しかし多くのスタンドが同じものを売っているので、種類はそれほど多くありません。中古品売り場も多くありますが、アンティークなものや、手作りのものを探しているなら、ここはあまり良い場所ではないでしょう。
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メインストリートは観光客向けの物や洋服でいっぱいです。また、ジャンブルセールのように衣類が高く積まれ、安くなっているテーブルもあります。蚤の市はいくつかの通りにまたがっているため、すべてを見ようとすると、時間がかかります。
蚤の市の名前「エル・ラストロ」は「小道」を意味し、かつてこの地域にあった皮なめし工場に由来しています。屠殺場から皮なめし工場に動物を運ぶと、血の跡が残るので「エル・ラストロ」と呼ばれるようになったのだそうです。
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脇道にはアンティークショップがあり、気になるビンテージアイテムが見つかるかもしれません。
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値段が表示されていない屋台では、最初に言われた値段は払わないようにしましょう。値切る覚悟が必要です。クレジットカードが使える業者もいますが、使えない業者も多いので、現金を用意しておきましょう。
人混みが苦手な人には向かない場所
午前11時頃、人出が多くなり、その後はなかなか前に進めなくなります。屋台を見るどころか、身動きもできない状態になるので、できれば朝一番に行くことをお勧めします。
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メインストリートの脇を歩くと、人が少ないのでおすすめです。小さな通りにもたくさんの屋台が出ています。
サン・カエタノ通り「画家通り」とも呼ばれ、常設の露店では絵画、デッサン、画材が販売されています。
ロダス通り、バラ・デル・レイ将軍広場、カンピージョ・デル・ムンド・ヌエボ広場は、雑誌、トレーディングカード、切手の売買に特化しています。幼い子供たちはお互いにカードを交換し合っています。
プラザ・デル・ジェネラル・バラ・デル・レイには、衣類を売る露店も多くあります。カルネロ通りやカルロス・アルニッチ通りには、古い本や珍しい本、コレクターズアイテムを売る露店があります。
Plaza de Cascorroは、ファンキーな服やアクセサリーを専門に販売しています。ミラエルソル通りでは、アンドレイ・タルコフスキーからアルモドバルまでの映画や関連グッズを販売しています。 La Ronda de Toledoでは、通常、音楽とその関連商品を販売しています。
アンティークショップも並んでいるので、そちらがお好きな方は時間をかけて行く価値があると思います。毎週日曜日には、多くの人が集まるため、スリも多いので注意が必要です。
また、このエリアにはレストランや小さなアンティークショップがたくさんあり、散策する場所がたくさんあります。
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午前中のお買い物やバーゲンの後は、マドリッドで最も古い地区のひとつであるラ・ラティーナ地区で、ワインやビールと一緒にパエリアやタパスを楽しむのもお勧めの選択肢のひとつです。
エル・ラストロ・フリーマーケットのYoutube動画
マドリードの文化の一端を見るには良い散歩コースですので、一度は行ってみる価値はあると思います。
基本情報
名前 | エル・ラストロ・フリーマーケット / El Rastro Flea Market |
開催日 | 毎週日曜日・祝祭日 |
時間 | 9 a.m. – 3 p.m. |
入場料 | 無料 |
取り扱い商品 | 洋服、靴、アクセサリー、おもちゃ、時計、日用品など |
住所 | Along Plaza de Cascorro and Ribera de Curtidores, 28005 Madrid |
詳細 | 公式ホームページ |
地図
地下鉄からのアクセスも便利。マーケットは、地下鉄のラ・ラティーナ駅周辺のいくつかの通りに広がっています。